《 写真を一部差し換えました。2021/9/25 》
こんにちは、Mamarabbitです。みなさん、ビーツは食べたことありますか?日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、あの赤いボルシチスープに入ってる野菜!と言えば、ピンと来るんじゃないでしょうか?いや。。ボルシチも馴染みがないと言う方、この機会に栄養満点なビーツのことを、ぜひ知ってくださいね!
ビーツとは?栄養は?
ビーツは夏から秋にかけて旬を迎える、カブのような形をした赤紫色の野菜です。実際は、サトウダイコンの仲間だそうです。ビーツには、鉄分、食物繊維、カルシウム、ビタミンA,Cなどが豊富に含まれていて、「食べる輸血」とまで言われるほど栄養価が高いんですね。
そして、この赤い色は抗酸化作用のあるポリフェノール。もう女性にとっては嬉しい限りの栄養の宝庫ですよね?私がビーツを食べ始めたのも、とにかく栄養をたくさん取りたいから。30代後半から体の変化を感じ、そして40代に突入すると、今まで以上に疲れやすくなったり、体調を崩したり。。。
以前から健康的な食生活はしていたものの、年齢と共に消化能力が衰えているのと、ここ最近は旦那と子供中心の献立にしていたので、思った以上に野菜を十分に取れていないかも。。。と気付きました。
もう、そんな時は、まず食事で体を整えるのが私流です。肉も魚も食べる私ですが、ここは野菜をモリモリっと食べれる食事を作ります。
ビーツは生のままサラダにしたり、スムージーにしたりもできますし、調理してスープやサラダにしても美味しく食べれます。今回は、さらにカロチン豊富なカボチャとスーパーフードのキヌアを使ったサラダをご紹介します。
キヌアとは。。。?栄養は?
キヌアは、「ヒユ科アカザ亜科」に分類され、主にペルーやボリビアなどのアンデス地域で栽培されているスーパーフードです。歴史は古く、インカ帝国では重要な食料とされてきたようです。
その後、1993年には高い栄養価がNASAに評価され、宇宙食として採用されました。それだけ栄養価が高いということで、どんな栄養があるか気になりますよね?キヌアの主な栄養価はこちら↓↓↓
- 食物繊維(白米の8倍以上)
- 鉄分・亜鉛・葉酸(貧血予防)
- たんぱく質(白米の2倍以上)
- カリウムやマグネシウムなどのミネラル
- ビタミンB(体の代謝を促す)
- ビタミンE(抗酸化作用がある)
- 不飽和脂肪酸のオレイン酸とリノール酸(悪玉コレステロールを下げる)
これだけ栄養素が詰まっていて、いろんな料理に使えるなら、どんどん普段の食事に取り入れたいですよね?
主な材料は。。。
生のビーツ、かぼちゃ、キヌア、フェタチーズ、アーモンドスライス、あとはお好みでパセリ等の緑を彩りに。和えるドレッシングは、シンプルにお酢、オリーブオイル、メープルシロップに塩コショウ。フェタチーズの塩気があるので、ドレッシングは控えめです。
ビーツは調理されてパックされているもの、又はマリネされて缶詰に入っているものでも〇。生のものと比べて食感は変わりますが、手軽に購入できるので大変助かるアイテムです。
私も、缶詰のビーツで作ったことがありますが、それでも十分美味しくてパクパク食べました。ただ缶詰のものは味がしっかり付いているので、ドレッシングの量を半量で作ってくださいね。
作り方は。。。
小さく切ったカボチャと生のビーツをオーブントレーに広げ、オリーブオイルをかけてオーブンで30分ほどグリルします。その間に、小鍋にキヌアと水・塩・オリーブオイルを入れ、15分ほど炊きます。フェタチーズは角切り、ドレッシングの材料は合わせておきます。グリルした野菜、キヌア、フェタチーズをドレッシングで和え、軽く炒ったアーモンドスライスやパセリをトッピングすれば完成!(作り方詳細は下のレシピカードへ)
野菜のグリル&キヌアを炊いている間に、オムレツを焼いたり、チキンをソテーしても〇。そこに美味しいパンを添えれば、簡単ワンプレートランチができますよ♪
ちなみに、生でも缶詰でもビーツを切る際は、必ずキッチンペーパーを2枚重ねたものを、まな板の上に敷きましょう!!!あれば、薄いプラスチック製のものがおススメです。万が一、木製のまな板に色が付くと落ちないですよ~。
キッチンペーパー2枚使用なら、ほぼほぼ下の板が汚れずに済みます。使った包丁、汚れた手、まな板に赤い色素が付着した場合は、すぐに洗い流しましょう!
日持ちは。。。
食べきれなかった分は、密閉容器に入れて冷蔵庫で3-4日保存できます。このレシピの分量で多めにできるので、作り置きサラダとして大活躍すること間違いなし!
キヌア単体はさらに長く保存できます。使わない分はサランラップに包み、密閉容器かフリーザーバッグに入れ、冷蔵庫なら1週間ほど。冷凍なら、2カ月ほど保存。解凍は自然解凍で。夏場は、冷蔵庫の中で一晩かけてゆっくり解凍する方が望ましいですね。
彩りもキレイなので、パーティーにもおススメ♪しっかりプロテインが取りたければ、肉や魚を料理して付け合わせにしても〇。軽いランチには、卵焼きに美味しいパンを添えても〇。たっぷり作れるので、モリモリ食べて、体の中からキレイになりましょう♪
フェタチーズを使ったこちらのサラダも彩り良く、おもてなしにもっピッタリでおススメです↓↓↓↓
ビーツ・かぼちゃ・フェタチーズのキヌアサラダ
Course: サラダ, ブレックファースト, ベジタリアン, ランチDifficulty: 簡単8
servings10
minutes30
minutes340
kcal栄養価の高いビーツとカボチャ入りの、スーパーフード「キヌア」を使ったヘルシーサラダ。フェタチーズの塩気と野菜の甘みがたまらなく美味しい一品です♪
Ingredients
200~250g ビーツ(生または調理済みパック、缶)
300g(1/4カット) かぼちゃ(NOTE①参照)
50~60g(角切り約1/4カップ)フェタチーズ’
160g(1カップ) キヌア
1~2g(小さじ1/2) 塩(キヌアを炊く時用)
約5g(小さじ1) オリーブオイル(キヌアを炊く時用)
9g(小さじ2) オリーブオイル(グリル野菜用)
- ドレッシング用
約20g(大さじ1と1/2と) オリーブオイル
15g(大さじ1) お酢
21g(大さじ1) メープルシロップまたは蜂蜜
3~4g(小さじ1) 塩
適量 黒コショウ
- トッピンング
適量 あればスライスアーモンドまたは他のナッツ類
適量 あればパセリ
Directions
- オーブンを200度に予熱開始。カボチャは皮を剥いて2㎝角ぐらいに、生のビーツは5mmぐらいのイチョウ切りに(NOTE②参照)、調理済みのビーツの場合は食べやすい大きさに切る(NOTE④参照)。フェタチーズも1㎝角切りに。
- 切った野菜をオーブントレーに広げ、オリーブオイルを回しかけて、予熱が終わったオーブンで30分焼く。
- 小鍋に洗ったキヌアと塩・オリーブオイル、水2カップを入れ、沸騰させる。沸騰したら、直ぐに弱火で15分炊く。炊き終わったら、蓋は開けずに5分蒸らす。
- 野菜とキヌアを調理している間に、ドレッシングの材料をあわせておく。
- 大きめのボールに、粗熱が取れたキヌア、グリル野菜、フェタチーズ、ドレッシングを入れてよく和える。(NOTE③参照)
- お好みで、軽く炒ったスライスアーモンドやパセリを散らして完成♪
Notes
- ①かぼちゃはオーストラリアで売らている「ジャパニーズパンプキン」という種類を使いました。日本で売られているものよりも水分量が多いです。日本のかぼちゃを使用する場合、焼成時間を調整してください。
- ②ビーツは火が通るのに時間がかかるので、カボチャよりも小さくしています。それでも、生のビーツ独特の歯ごたえは残りますが、あえてその食感を楽しむように焼成時間を設定しています。
- ③材料を一気に和えると、ビーツの色素で薄ピンク色のサラダになります。あまり色移りさせたくない場合は、キヌアだけにまず2/3量のドレッシングを和え、具材と残りのドレッシングを最後に軽く和えます。(上記写真)
- ④ビーツを切る際は、まな板の色移りを防ぐためにキッチンペーパー2枚重ねたものをまな板の上に引いてください。木のまな板に色が付くと落ちないので、私はプラスチック製のまな板を使用します。切り終わったら、使った包丁、ピーラー、手は直ぐに洗うようにしてください。