こんにちは、Mamarabbitです。以前夫と自分の誕生日にも作って好評だった、ヴィーガンチョコレートデコレーションケーキ。お祝いに作りたいデコレーションケーキも、体に優しい素材で作りたくありませんか?こちらはさらに体思いのグルテンフリー。
卵・乳製品・白砂糖不使用、グルテンフリーフラワー又は米粉使用で作る3層のココアスポンジケーキに、ココナッツクリームで作るチョコレートクリームをたっぷり合わせたシンプルな15㎝のホールケーキです。
私は間にラズベリーソースを挟みましたが、お好みのフルーツソースやジャムを挟みフルーツを飾ってアレンジすれば、特別な日のお祝い事にもピッタリです。
こちらは卵を使っていなので、フワフワに仕上がるスポンジケーキとは食感は変わります。どちらかというと、しっとり焼きあがったパウンドケーキのような生地なので、そこはご了承ください。
ちなみに、オーストラリアで売られているデコレーションケーキはヴィーガンでなくても卵の力で膨らませるタイプではなく、粉が多めでベーキングパウダーや重曹で膨らませるタイプが主流になります。
またココナッツクリームから作るチョコクリームを使用しているので、気温によっては冷蔵保存になりますが、冷やしてもパサつかずしっとり落ち着いて美味しく頂けるような生地の配合になっています。
卵やバターの泡立てがないので、失敗なく簡単に作れるヴィーガンチョコレートホールケーキ。ヘルシーだけど美味しいデコレーションケーキが食べたい方、アレルギー等で卵や乳製品がなしのケーキを作りたい方、とっても簡単なので、ぜひ作ってみてくださいね!
こちらもおススメ、ヴィーガンチョコレートスイーツ♪
*ヴィーガン生チョコ風ケーキ(グルテンフリー)
*ヴィーガンチョコレートカップケーキ(グルテンフリー)
*ヴィーガンラズベリーチョコブッセ(グルテンフリー)
ヴィーガンチョコレートデコレーションケーキの材料は。。。?
《 ケーキ生地(15㎝型使用) 》
- グルテンフリーフラワー・・・・又は製菓用米粉
- 無糖ココアパウダー
- ココナッツシュガー
- ベーキングパウダー
- ベーキングソーダ(重曹)
- フラックスシードミール・・・・水と混ぜ合わてフラックスエッグ(卵の代替品)を作ります。
- 豆乳・・・・又はアーモンドミルク
- アップルサイダーヴィネガー・・・・又は穀物酢
- ライスブランオイル・・・又はココナッツオイル以外のクセのないオイル
- バニラエッセンス
*通常できるだけ少ない材料・手に入りやすい材料でレシピを作りますが、こちらのケーキを美味しくスポンジ風に焼き上げるためにはフラックシードミールが必須になります。私は試していないのですが、チアシードでも似たような効果が得られるようなのでご参考までに。
*ココナッツオイルを生地に使用した場合、オイルの冷えて固まる性質上、冷蔵保存時にスポンジ生地も固くなりやすいです。そのため、それ以外のオイルの使用をおススメしています。
《 ヴィーガンチョコクリーム 》
- ココナッツクリーム缶
- 無糖ココアパウダー
- ココナッツシュガー
《 ラズベリーソースを作る場合のみ 》
- 冷凍ラズベリー
- メープルシロップ
- コーンスターチ
ヴィーガンチョコレートデコレーションケーキを作る際のポイントは?
*粉類と液体類をグルグル混ぜ過ぎない!・・・・特にグルテンフリーフラワーはグルグル混ぜすぎると膨らみが悪くなるのと同時に生地によりモッチリ感が出てしまいます。スパチュラでサックリ混ぜ、米粉は最後に残った粉を泡だて器で軽く混ぜる程度に、グルテンフリーフラワーは小さなダマは気にせず焼きます。
*スポンジ生地は優しく扱う!・・・・・水分量が多めのふんわりしっとりの生地なので、完全に冷めてから3枚にスライスし、移動させるときも壊れないよう優しく扱いましょう。
*最後に熱湯を生地に注いだら均一になるよう手早く混ぜて!・・・最後に熱湯を入れるの?とビックリするかもしれませんが、海外のチョコレートスポンジケーキレシピでは定番の工程なんです。熱湯を入れることによって、ココアの風味が均一に広がるのと、ベーキングパウダーとの化学反応で膨らみを大きくしてくれる効果があります。
チョコレートクリームについてのQ&A
- 周りだでなく中にもクリームを挟みたいんだけれど?・・・・その場合は、ココナッツクリーム缶を2缶用意して2倍量で作ってくださいね。
- 冷蔵できる場所がないけれどダレにくいクリームはない?・・・外に持っていきたいけれど気温が少し心配な場合は、デーツで作るしっかりめのヴィーガンチョコレートクリームでデコレーションしてみてくださいね。こちらはやや甘めのクリームになっています。
ヴィーガンチョコレートデコレーションケーキの保存方法は?
ココナッツクリームで作ったチョコレートクリームなので、気温の低い部屋以外での常温保存だと時間と共にクリームがだれてきます。
直ぐに食べない場合、残った場合は密閉容器に入れて冷蔵保存してください。その場合は3~4日ほど保存できます。もしスポンジ生地の間にフレッシュフルーツを入れた場合は、当日中に食べきるのをおススメします。
冷凍する場合は、食べやすい大きさに切ったケーキをサランラップに個別に包み、フリーザーバッグ又は密閉容器に入れて1か月ほど保存。
ただ冷凍保存の期間が長ければ長いほど風味が落ちてくるので、できるだけ早めに食べきるのをおススメします。
ヴィーガンチョコレートホールケーキ(グルテンフリー)
Course: ヴィーガンスイーツ, グルテンフリースイーツCuisine: アメリカンDifficulty: 簡単8
servings40
minutes30
minutes277
kcalIngredients
- 事前準備
ココナッツクリーム缶は一晩冷蔵庫で保存しておく
- ヴィーガンバターミルク用
125g(1/2カップ+小さじ4強) 豆乳又はアーモンドミルク(NOTE②参照)
8g(小さじ1と1/2) アップルサイダーヴィネガー(又は穀物酢)
- フラックスエッグ用
10g(大さじ1と1/4) フラックスシードミール(又はチアシード)
52g(大さじ3と1/2) 水
- 粉類
175g(1と1/2カップ+大さじ1) グルテンフリーフラワー(米粉はNOTE①参照)
30g(大さじ5) 無糖ココアパウダー
66g(1/2カップ) ココナッツシュガー
6g(小さじ1と1/2) ベーキングパウダー
2g(小さじ1/2) ベーキングソーダ(重曹)
- 液体類
72g(大さじ6) ライスブランオイル又はその他のクセのないオイル(NOTE③参照)
5g(小さじ1) バニラエッセンス(日本のものは4~5滴)
110㎖(110g) 熱湯
- チョコレートクリーム
約200g ココナッツクリーム缶の固形部分のみ(NOTE⑦参照)
12g(大さじ2) 無糖ココアパウダー
16g~(大さじ2) ココナッツシュガー(お好みで増やしてください)
- お好きなフルーツソース・ジャムなど(ラズベリーソースのレシピはNOTE⑥参照)
Directions
- スポンジ作り
- オーブンは180度に予熱開始する。ヴィーガンバターミルクの材料を軽く混ぜ合わせておく。フラックスエッグの材料を合わせておく。15㎝丸ケーキ型にベーキングシートをセットする。熱湯を用意しておく。
- ボールに粉類を全て入れ、泡だて器でぐるぐる良く混ぜる。特に無糖ココアなど塊がのこらないようにしっかりと。
- 2のボールに1で作ったヴィーガンバターミルク、フラックスエッグ、オイル、バニラエッセンスを入れ、スパチュラでサックリ混ぜる。混ざりにくい感じがしますが、ここでは粉っぽさが無くなる程度で大丈夫です。
- 3に熱湯を注ぎ、スパチュラで全体が均一になるように混ぜていく。生地が緩いかんじに仕上がりますが大丈夫。(NOTE④参照)
- ケーキ型に生地を流し込み、予熱の終わったオーブン約30分焼く(ご家庭のオーブンによって調節してください)。焼けたら網の上で冷ます。粗熱が取れたら上からふんわりサランラップをかけておく。
- チョコレートクリーム作り
- 焼いている間にクリーム作り。ボールに、ココナッツクリームの固形部分、無糖ココアパウダー、ココナッツシュガーを入れる。
- まずハンドミキサーの電源を入れずに、ボールに入れた材料をざっくり混ぜる。(ココアパウダーが飛び散るのを防ぐため)
- 次に電源を入れ、全体をホイップさせてチョコレートクリームを作る。できたら冷蔵庫へ入れ冷やす。
- ケーキデコレーション
- 完全にスポンジケーキが冷めたら、余分に膨らんだ部分を取り除き上部を平らにする。(この時は少し膨らみが悪かったので写真のように切り取りましたが(笑)、その後レシピを修正したので上部を綺麗に平らに切り取れます。取った余り生地で、小さなパフェを作ったりしています)さらに土台のケーキ部分を3枚に(1枚1㎝~あればOK)スライスする。
- 1枚のケーキにラズベリーソースの半量を塗り、2枚目を重ねたらさらに残りの半量を塗る。
- 最後にトップのケーキを裏返して乗せ(余分なスポンジ部分をカットして表面が綺麗でない場合)、クリームでデコレーションしていく。
- お好みでフルーツを飾って完成です♪
Notes
- ①米粉の場合:170g(1と1/2カップ+大さじ2)で作ってください。
- ②豆乳と酢を合わせ凝乳させてヴィーガンバターミルクを作りますが、豆乳が一番凝乳しやすいようです。アーモンドミルクも多少は凝乳しますが、オーツミルクやココナッツミルクは凝乳しなかったという報告を受けたのでご参考までに。
- ③こちらはスポンジ生地の分量が多いデコレーションケーキです。冷えて固まる性質を持つココナッツオイルは冷蔵保存時にケーキ全体が固くなりやすいので、それ以外のクセのないオイルの使用をおススメします。
- ④グルテンフリーフラワー・米粉共にグルグル混ぜすぎると膨らみが悪くなると同時に、もっちり感が出てしまいます。スパチュラでさっくりと、米粉は最後泡だて器に持ち替えて残ったダマをほぐす程度で、GFは残った小さなダマは気にせず焼きます。
- ⑥私が挟んだラズベリーソースのレシピはこちら。
冷凍ラズベリー100g(約1カップ)、メープルシロップ31g(大さじ1と1/2)、コーンスターチ3g(小さじ1と1/2)
材料を全て耐熱ボールに入れて混ぜ、電子レンジ600Wで2分→一度取り出し混ぜてさらに30秒→良く混ぜて完成。粗熱が取れたら冷蔵庫へ。少し多めにできるので、余ったら他のお料理やパンにつけて♪ - ⑦固形物の取れ方、固まり具合によって同じ200gでもクリームの出来上がり量が変わってきます。固形物がよく固まらなかった場合や緩い場合は、出来上がったクリームを一度冷蔵するか、デーツから作るヴィーガンチョコレートクリームをおススメします。
レシピを使って料理をする前に、こちらを一読下さい。
→ 計量と材料